円高、円安

FXで使うファンダメンタルズ分析

FXではテクニカル分析やファンダメンタルズ分析といった分析手法があります。
初心者にとってはその言葉は、少し難しいと思えます。
ここではファンダメンタルズ分析について解説していきましょう。

ファンダメンタルズでは、経済や政治などが為替相場に与える影響を考えるものです。
テクニカル分析とは対照的な分析方法です。
テクニカル分析とファンダメンタルズ分析は、両方併せて考えることで、より為替相場の先行きを読みやすくなるものです。

ファンダメンタルズで重視しているのが、各国から発表される経済指標です。
例えば、失業率や鉱工業生産指数など、その指数にはたくさんの種類があり、それぞれ重要な意味があります。
また、こうした指標に対して大統領や日銀総裁などの重要人物が発表するコメントも景気に影響を与えます。

こうした発表やコメントなどはニュースでも大きく取り上げられ、その瞬間為替相場も大きく動くことがあります。
予想外の発表が出たり、指標の数値が悪くなったといった発表が出たときには、為替相場も暴落することがあります。
為替相場は、投資家の心理にも影響を与えますので、ニュースの報道一つで大きく揺れ動く為替相場は、チャンスでもあり、リスクの発生でもあるというわけです。

他には事故やニュースなども相場に影響を与えます。
アメリカの同時多発テロでもドルの大幅な下落が見られました。
さらに東日本大震災なども日本の株価にダメージを与えています。

こうした経済危機や大事件、そして、企業の不祥事なども為替相場や株価に影響を与えています。
ただ、ファンダメンタルズ分析は、単に悪いニュースが出たから為替相場が上下するのではなく、各指標や過去の全体的な動きなどの総合的な判断から、相場を予想していくやり方です。
指標の発表やニュースや事件の起こったときは、初心者はFX取引に参加するのは止めておきましょう。
上級者になると不安要素をうまく利用して、FXで儲けることもできます。

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