円高、円安

FXの自動売買は相場が不安定なときは危険

FXの自動売買ツールを使い始めて、とても安定した運用成績を上げてる人がいます。
自動売買ツールは、その名の通り専用のソフトを用いて、自動でFX取引を行うことができます。
FXの取引が自動でできるなら、何もFXの勉強をしなくてもいいのではないか、と思うかもしれませんが、実はそうではありません。

FXの自動売買ツールは、忙しい人や初心者でもすぐに利益を出していきたい人には、使えるツールです。
特に本業の仕事があって、その仕事が忙しいという人は、FX自動売買ツールを使って、時間が空いたときに設定を変えたり、毎日決まったときに、設定を変えて調整をするだけで、FXで利益を出すことができます。
ところが、FXで本当に儲けようと思ったときには、自動売買ツールに頼っていてはいけません。

必ずFXについて勉強したり、デモトレードで手動でFX取引を体験したほうがいいでしょう。
また、自動売買ツールの設定にはない現象が起きたときには、FXの自動売買を一旦ストップして、自分でFX取引を続けていくこともあります。
例えば、為替相場が不安定なときです。

FX自動売買ツールでは、基本的には相場が上下することで、通貨の売買を自動で行っていきます。
ところが、長期的に円高傾向になるということになると、下がるたびに買い続けたポジションが増えてきます。
そこで含み損が多くなってしまうことがあります。

他には急激な円安を迎えたときには、ポジションを取ることができなくなります。
このように為替相場が極端な方向へ進み続けるときには、自動売買をストップして自分で取引をしなければなりません。
そんなとき腕が落ちていたり、一度も自分の力でFX取引をしたことがなかったりしたら、FX取引をどうやったらいいのかわからなくなります。
そんなときのために、時間があるときには、自動売買に頼らずに自分の目できちんと確かめて、取引を行うようにしてください。
全てお任せというものではありません。

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